手術後早期回復するために準備出来ること
顎変形症の手術は全身麻酔で行われ、
退院も私の場合は術後2週間後ということでそれなりに大きな手術ということになると思います。
手術後なるべく早く苦しさや痛みから解放されたい、早く回復したいというのは、誰しも思うところかと思います。
どうすれば早く回復出来るかについて、私のこれまでの経験と情報収集の結果、
以下の2点が大事なのではないかとの考えに至りました。
- 健康体でいること
- 免疫栄養
1.健康体でいること
何を言ってるんだ、そんなの当たり前だろうという話ではありますが、
やはり心身ともに元気な状態で入院する方が当然術後の回復も早まると思います。
具体的には、
- 食べ納めとばかりにジャンクフードや加工食品、揚げ物などを沢山食べない
- お酒を飲む機会を減らす
- ジョギングやウォーキング等によって適度な運動をして体力を付けておく
といったところは心掛けなかった人と比べて、やはり回復力に差が出るだろうと思いました。
特に、ジャンクフードや加工食品に含まれる食物油脂は、
アレルギーや不調の源であると実体験から感じているので、
こういったものを極力摂取せずに野菜や果物、魚、海藻、納豆、酢等を食べて血液サラサラの元気な状態をキープするというのは大事な準備だと思います。
2.免疫栄養
大きな手術の前に回復をサポートする栄養を摂取しておくことで術後の回復を早める免疫栄養という考えがあるそうです。
摂取する栄養は、
- EPA
- アルギニン
の2種類です。
□EPA
アジやイワシなどの青魚に多く含まれる脂肪酸
手術後の炎症反応を抑える働き
□アルギニン
鶏肉や牛乳、納豆などに多く含まれるアミノ酸
免疫機能を高めたり、傷の治りを早める働き
上記はこちらの記事より引用いたしました。
体への負担が大きい手術の早期退院・回復を後押し 最新のガイドラインでも推奨される、手術前の“免疫栄養”とは - 医療総合QLife
EPAのサプリはドラッグストアでよく見かけるのですが、
アルギニンのサプリというものがなかなか見当たりませんでした。
入院後、病院併設のコンビニにこちらのドリンクが売っていましたのでご紹介します。
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普段の食生活や運動習慣により健康をキープしつつ、
上記の栄養補助食品で手術に備えるというのが患者の立場で出来る準備ではないかと思いました。
ちなみに、私の場合はアルギニン摂取以外のことは全て積み重ねておりました。
(鶏肉や納豆を食べることは多かったのでアルギニンも摂取できていたかもしれません)
結果的には、ドレーンが抜けた段階ではだいぶ元気だったと思いますし、
鼻のチューブが抜け、点滴も終了した段階では、実質治った位の気分になりました。
目立った痛みはありませんでしたし、熱が出たということもありません。
事前の準備の甲斐があったと思っておりますが、かなり元気な術後だったと思います。
術後8日目からは、体力回復の為毎日外を歩き回っておりましたし、
先生や看護士さんからもかなり回復が早い方だと言われておりました。
早く退院させてもらって外来の受診に切り替えさせてもらえないかとずっと思っていました。
これは病院側でもこの手術の場合はこの日程というのが決まっているようで、
決まった日数以上に早まるということはないようでした。
もちろん経過が悪ければ長引くことはあると思います。
ご参考になれば幸いです。
本日は以上です。