顎変形症の手術を受けて思った程大変でもなかったこと
1週間前に顎変形症(下顎前突症)の手術を受けました。
いつかは歯科矯正を受けたいと思いながらも、手術が怖い気持ちを乗り越えることが出来ず、実に20年位過ごしてしまったと思います。
そんな常人よりも遥かに気が弱く、勇気もない私が、遂に顎変形症の手術を受けることが出来ました。
僅か1週間前と、手術を受けたばかりの私が、手術を受けるかどうかで歯科矯正に踏ん切りが付かない方に対して少しでも参考になればとこの記事を書かせて頂きます。
手術に関しての話ですので、描写的に生々しかったりするかもしれません。
が、実際に手術で悩まれている方は、リアルな感想を求めていると思いますので、
出来る限り感じたままに表現したいと思います。
その点ご了承頂ける方のみ、読み進めて頂ければと思います。
では、以下進めさせて頂きます。
1.尿道に管を入れる問題
外科手術込みの歯科矯正を始めるに当たり、手術のあれが怖い、これが怖いと色々想像を巡らせておりました。
その中で、これがあるから手術受けたくないんだよーと最も強く思ったのがこれです。
あんな繊細の極みみたいなエリアに管を挿入するなんて気絶する程苦しいに違いない!
100歩譲って、挿入するのは手術中だから良いにしても、
術後も管が入りっぱなしでしばらくの間過ごさなければいけないなんてあり得ない。
物凄く不快な異物混入状態なのか、少し動いても痛いかのどちらか。
更に、管を抜く瞬間ともなれば、叫び声を上げないようにタオルでも噛み込む必要があるだろうし、それでも悶絶の痛さが待っている、と思っていました。
術後にスマホが操作出来るようになり、感じたことはなるべくメモしようとしていました。
といっても、術後は思うように身体を動かせない為、体力・気力的にも最低限の操作しか出来ません。
そんな状態で書いた言葉がこちら。
尿道も平気
本当にこれがあるから手術なんて絶対嫌だーと思った悩みの種は、やってみたら平気でした。
もちろん多少の違和感はありましたが、不快感までは全然行かなかったです。
一刻でも早く抜いてくれー、でないとどうにかなっちまう、
というレベルの違和感を100とした場合、実際に体験した感想としては15〜20の違和感といったところです。
ああ、確かに管入ってるなー、別に不快じゃないけど。くらいでした。
朝になり、9:45位に、「じゃあ抜きますねー」と唐突に看護士さんに言われて、
あれだけ怖れていた地獄の悶絶管抜きのお時間を遂に迎えることになります。
これは、初めて体験する奇妙な感覚でした。
結果的に、痛いとは思わなかったです。
管が抜けるまさにその瞬間に、
ジュワッ!とお漏らししてしまったような変な感覚と共に、
一晩共に過ごした管とお別れすることになります。
ジュワッ!の感覚がなかなか強烈で、「あっ、大丈夫?!」と思うと同時に抜かれてしまいました。私は若干の痛みも感じなかったと思います。
ということで、手術が怖いと思っていた際の象徴的存在だった
全然大したことなかったです。
ここからは余談になりますが、
夜中になり、2時を過ぎてきた辺りから、尿意を催してきたのですが、その時に出そうとして良いのか、特に出そうとしなくても吸い取られる感じなのか、よく分かりませんでした。
恐らく出そうとして全く問題ないのだと思うのですが、出そうとした時に管が抜けて大変なことになるとか、抜けたせいで再挿入する羽目になったとか、
そういった事故が怖かったので、私がどうしたかというと、出す感覚までは緩めず、これで出るなら出ていいよ位に気持ち緩めました。
朝になり看護士さんが話していたのを聞いてましたが、夜中は300位しか出てなかったけど、明け方から出始めて1000出てるみたいなことを言っていたので、
多分私は我慢してしまってる状態だったんでしょうね。
痛みや不快感をもたらす存在ではありませんでした。
ただ、腰をずらしたり、寝返りを打つ際の邪魔にはなりました。
もし、私と同じように、尿道の管が嫌だという方がいるとするなら、
2つの点をお伝えしたいと思います。
①本当に大したことはないので安心して良い
②尿意を催した時は思いっきり出す感じで良いのか、思いっきり出しても抜けないよね?は手術前に看護士さんか経験者に聞いておくと良い
まだまだ書きたいことはあるのですが、長くなってしまったこともあり、
思った程でもなかったこと、の2つ目以降は別記事に書きました。