歯科矯正と顎変形症の手術

顎変形症の手術に悩まれている方へのヒントになれば幸いです

顎変形症の手術を受けて思った程大変でもなかったこと 3

顎変形症の手術を受けて思った程大変でもなかったことの3点目はこちらです。

3.鼻チューブ(経鼻栄養)

この手術を行うと、順調な経過をたどった場合でも手術後5日目の午前までは、片鼻に経鼻栄養摂取用のチューブが入りっぱなしとなります。

チューブは手術中に入れられますので、入れる際の苦痛といったものは心配いりませんでした。

 

◻️チューブの太さについて

チューブの太さについては、鼻から行う胃カメラ位の太さを想像していましたが、随分細いなーというのが実感です。

チューブ自体は手術前日に見せて頂けたので、かなり気が楽になったのを記憶しています。

私は、過去に口からの胃カメラと、鼻からの胃カメラを両方経験したことがありますが、

口からの胃カメラは1秒でも早く終わってくれーと切望する程不快なもので、二度と受けるまいと心に誓う程のものでした。

鼻からの胃カメラは口からのそれに比べたら随分楽で、

口からのものに比べ5分の1から10分の1程度の不快感といったところでしたが、

それでもあれが何日も入りっぱなしだとしたらきついなーと思っていました。

ですが、経鼻栄養に使用するチューブはiPhoneなんかの充電用のケーブル程度の太さといえば伝わるでしょうか。

直径5ミリとかその辺ですかね。

結構細いです。

病院によって採用するチューブの太さに差があるのかもしれませんが、

私の場合は想像していたよりもだいぶ細いチューブで助かりました。

 

◻️チューブの不快感について

 太さは思ったより細いにしても実際のところ不快感を強く感じた状態で何日も過ごすことは耐えられないと思います。

鼻チューブを体験した身として、正直な感想を書きたいと思います。

まず唾液を飲み込む際なんかに喉にチューブがあることを感じるかについては、

これは多少は感じます。あるなというのは感じますが、耐えられないレベルではなかったです。

つらさを10段階で表現するなら、2か3といったところですね。

あるにはあるが、割り切るしかないかという気の持ちようで過ごせるレベルです。

ただ手術後の最初の夜は、なんかチューブに痰が絡んでしまってるような感覚になったことがありましたが一時的なものでした。

手術の翌日からは水やお茶は飲んでいいよと言われ、ストローで飲んでいました。

その時もさほど不快感は感じなかったです。

 

◻️経鼻栄養摂取

鼻からの栄養は、点滴方式で400mlの栄養液を鼻のチューブを通して直接胃に流し込みます。

鼻を通り始める時は、なんか今通ってるなというのが分かります。

手術翌日の昼から経鼻栄養が開始となります。

看護士さんからは初回は気持ち悪くなってしまう方が多いので少なめでいいですよ、

と何度も言って頂いたのですが、

私は特に気持ち悪さなどを覚えることはなかったので、

初回から最後の回である手術後5日目の朝まで全て全量頂きました。

点滴のようなものなので、摂取中に寝ることも出来るのですが、

私は摂取中に寝ると気持ち悪くなるのではないかと思い、

経鼻栄養摂取中は常に座る姿勢をキープしていました。

寝ても気持ち悪くならないかは、一度も試していないので分かりません。

 

◻️経鼻栄養摂取で嫌だったこと

とにかく時間がかかるということに尽きます。

点滴のようなものなので落下速度はさじ加減次第なのですが、

ゆっくり過ぎて2時間半もかかったことがありました。

早く終わらせたかったので、毎回早くていいですよと高速で落としてもらうよう依頼していました。

それでも90分弱位はかかっていたと思います。

 

もう一つ、シャワーを浴びる際も、鼻から管が出ている状態なので、

シャワーを浴びる前に看護士さんに抜けないように、濡れないように

ビニールをかぶせたり、テープを貼り直したりと補強してもらっていました。

鼻に管が入っている状態でシャワーを浴びたのはたったの2回でしたが、 

まあ邪魔でしたね。(大して嫌なことでもないですが)

 

◻️まとめ

鼻のチューブはとても不快なイメージがあるが、思った程ではない。

個人的には、鼻の通り具合は重要な気がする。

鼻炎、鼻づまり、鼻水出がちな場合は、不快感はかなりアップする気がする。

 

今回は以上です。

 

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